1935年に誕生した”JACK PURCELL(ジャック パーセル)”。
販売当初はCONVERSEでリリースされていた訳では無く、
カナダの伝説的バドミントンプレイヤー、JACK PURCELL氏に由来し、
SPALDING(スポルディング)社製のバドミントシューズとしてリリース。
当時としては最高水準の耐久性&履き心地ゆえにテニス、
スカッシュに携わる多くのプレイヤーからも愛された。
1935年に、販売はSPALDING(スポルディング)社だが、
タイヤのゴム等を生産する会社、”B.F.Ggoodrich社”に開発を依頼。
1950年代に入ると、この時期にSPALDING社との契約が終わり、
今までは販売の権利はSPALDING社にあったが、
これを機にB.F.Ggoodrich社が継続販売により全ての扱いを担うことになり、
B.F.Ggoodrich社が全ての権利を持った。
その後も開発は続き、
1937年に「PF-FLYERS(ピーエフ・フライヤーズ)」というブランド名で
B.F.Ggoodrich社よりシューズ部門が設立されていたが、
それを含めたシューズ関連全ての製造販売権利を1972年にCONVERSE(コンバース)社に譲った事により、
1972年、B.F.Goodrich社のシューズ部門がCONVERSE社の傘下に入る。
色々な権利問題等ございますが、
当時から今もCONVERSEを代表するモデルの中の1つには変わり無く、
愛用されている方も多いのでは無いでしょうか。
本日は、CONVERSE(コンバース)より、
JACK PURCELL LTT OX(ジャックパーセル エルティーティー オックス) のご紹介。
こちらは海外限定発売の”JACK PURCELL”。
Nirvana(ニルヴァーナ)のボーカル、
Kurt Cobain(カート コバーン)が愛用した事でも有名だが、
当時はカートのグランジファッションが人気を得て、
JACK PURCELLを真似して履くと言うファンが多く、一気に広まった。
僕も愛用するスニーカーの1つで、
instagramでもUpしましたが、
最近は、CONVERSEのスケートラインCONSと、
ヨーロッパのスケートブランドPOLAR(ポーラー)による
JACK PURCELLとのコラボレーションモデルのリリースによるPVでも流れたが、
その中でライダー達のファッションとスケートスタイルがカッコ良く、
JACK PURCELLでガンガンスケートをするMovieが
新しく、めちゃくちゃCoolでヤバイですよ。
こちらのモデルに関しては、海外限定リリース。
わざとらしく無い感じのシャープなシルエットが◎で、
コルクのカップソールでクッション性が良く、履き心地が良い。
また、Vintage JACK PURCELLのディティールの特徴でもある、
サイドの通気口(ベンチレーション)がソールとアッパーのつなぎ目に乗っかったデザインで、
今と当時をMIXし、
センス良い所で着地した文句無い仕上がり。
アッパー生地は、モールスキンの様に、
表地を少し起毛させた様な質感で、
普通のキャンバス地では無いその風合いがまた渋さを増してくる。
アッパーとソール、ステッチの”BLACK×WHITE”の色味に、
トゥのスマイル、タンのJACK PURCELLロゴ、ヒールパッチは”NAVY”。
全体的な色味のバランスがGood◎。
グランジっぽくデニムにダルんとしたTシャツは勿論大好きなんですが、
ゆる〜めなパンツにロンTや、
グラフィックTシャツをゆるーく着るHIP HOPなスタイルにJACK PURCELLを履くスタイル。
マジでめちゃくちゃCOOLじゃ無いですか。
One StarやAll Starの方が比較的履いている方も多いかと思いますが、
ここら辺で、JACK PURCELL。
っていう選択肢は渋いかと。
で、意外と探すと雰囲気の良いJACK PURCELL無いんですよねー…
是非、おすすめな1足です。