Dickies
8038 Multi-Use Cell Phone Pocket Work Pant
1920年代、デザイナーが、全米各地の働く現場を回り
農夫や鉱夫などそれぞれの仕事に必要な作業着の特性を調査。
労働者のニーズに合わせ様々な工夫が施し、
ワークウェアを製作した”Dickies(ディッキーズ)”。
正式な社名は「Williamson-Dickie Manufacturing Company」。
Dickiesはブランド名で、由来は創始者の1人であるE.E.ディッキーより命名。
全米各地の工場や米軍などに採用されるなど実用性を重視してきた歴史があり、
ファッションアイテムとして愛用される現在でも、
生地の丈夫さやディテールには定評がある。
またたく間にアメリカ全土に深く浸透し、
Dickiesのポリシー「FIT YOU,FIT YOUR JOB」の元、
丈夫で汚れにくくどんな体型の人にもフィットするパンツを作り、一気に広まった。
90年代には、西海岸、L.Aのスケーター達が、
生地が強く、コストパフォーマンスも良いDickiesを好んで穿くようになり、
ストリートからファッション業界へ発展した。
今では、様々なブランドが”別注”として、
シルエットや仕様を変えながらコラボレーションモデルをリリースしている。
本日は、Dickiesより、
8038 Multi-Use Cell Phone Pocket Work Pant
(8038 マルチユーズ セルフォン ポケット ワークパンツ)をご紹介。
Dickies品番の中でも、聞き慣れない「8038」は、
日本では展開の無い、海外企画のモデルになります。
今や、ストリートウェアとして広まっており、愛用されている方も多いDickiesですが、
コチラの品番は、ニッチな所かと。
Dickiesの中でも定番と言われる「874」。
コチラ、その874と殆ど変わりの無い”Reguiar Fit”シルエットの、
太めのストレートになります。
874と同様、
Polyester(ポリエステル)65%、Cotton(コットン)35%のTC素材で、
黄金比ツイル生地を使用しており、
独特のハリ感を持ちながらも874よりも気持ちライトなので、
穿き始めから穿きやすい生地感になります。
また、このパンツの特徴でもある、サイドにCell Phone Pocketを付随。
サイドポケットに携帯を閉まっておける仕様になっており、
フロンポケットだとフィットしているので、取り出すのにモタつく時もありますが、
サイドだと、WORKERが仕事をしながら、また、SKEATERがスケートしながら、
サッとCALLを受ける事が出来る。
ディティールも、スタイルもめちゃめちゃCOOL。
携帯電話で無くても、バンダナで柄を差し込んだり、
タバコを入れておいたり等マルチに使いやすい万能ポケット。
I phone X、8サイズはポケット内に収まり、
Plusシリーズは、1cm程出る位のサイズ感。
TシャツやロンTにCONSでもカッコ良いですし、
パンツの丈を少し短めにカットして、
NIKEのAIR JORDANやDUNK等、ボリュームあるスニーカーで合わせるのも、
僕的に結構好きで、アリかなと。
少し肌寒い時は、
さらっとシャツなんかを羽織って頂いて、
シンプルなスタイルに合わせて頂いたら良いかなぁと思います。
探すとなかなか無いDickies 8038。
マニアックなこのライン、
お好きな方、是非。